「独立したいけど不安でなかなか踏み出せない」
副業が当たり前の時代となり、サラリーマン以外の選択肢で生きていこうと決意する人は増えてきています。
しかし、起業して必ず成功するとは限りません。その不安から一歩踏み出すことができない人も多いでしょう。実際に独立して成功している人もいる中で、失敗する人とは何が違うのでしょうか?
今回は、起業して成功する人の特徴を8つにまとめ、また独立して成功するための方法をお伝えします。
起業して成功する人の特徴8選
成功する人には共通の特徴があります。成功者の特徴・思考を知ると、今後どのように自分が行動していけばいいかという参考にもなります。
ここでは、成功者が持つ特徴を以下の8つに絞って紹介します。
- ポジティブかつ楽観的で慎重な姿勢
- 他人のせいにしない!全て自己責任と考えられる
- 論理的思考とシンプルシンキング
- ブレない継続力
- 全て勉強!学んでいく姿勢
- お金の流れに繊細
- 強い志・目標を持っている
- 人との繋がりを大切にできる
\pick up/
独立開業・新規起業を検討中の方へ
お客様の「ありがとう」を身近に感じられる飲食店経営を始めませんか?
飲食系FC専門&利用満足度No.1(※)&掲載ブランド数300件以上
(※日本トレンドリサーチ 2021年12月実施調査による)
飲食系フランチャイズの情報比較は、フーズルートにお任せください!
【資料請求は完全無料】
希望の業種から
フランチャイズ案件を探す
ポジティブかつ楽観的で慎重な姿勢
起業して成功する人の多くは、常に前向きで楽観的です。失敗を引きずりません。むしろ、失敗は悪いことではなく、学びとして捉えます。
失敗が怖くない人は、挑戦します。起業も大きな挑戦ですが、起業後にもさまざまな壁が立ちはだかります。何事にも立ち向かっていく強い姿勢が求められるのです。
その反面、誰よりも慎重でもあります。小さなことでも不安があれば対策や準備へ全力に打ち込む。ただ闇雲に前進すればいいというものでもないのです。
他人のせいにしない!全て自己責任と考えられる
起業をすると、予測できない事態ばかり発生します。
例えばクライアントの都合で仕事を失ったり、異常気象などの天災によってビジネスに大きな影響を受けたりなど、外部要因によって被害を被るケースも少なくありません。
そんなときに「周りが悪い!」と考えたところで何も事態は好転しないでしょう。目の前に振りかかった状況の中で、いかにベストを尽くせるかが勝負の分かれ道です。
全ては自己責任の範囲にあると考えることで、自分でコントロールしようと努力をします。その姿勢が起業を成功させるためにも重要なのです。
論理的思考とシンプルシンキング
経営者には論理的思考が必要とはよく言われることです。
論理的思考について、起業家の育成・支援を行うグロービスでは下記のように定義しています。
論理的に考えるとは、「問い」と「答え(=主張と根拠のセット)」を考えること
ビジネスシーンではさまざまな要素が複雑に絡み合うシーンに直面します。そんなとき、物事をロジカルに考えることで効率的かつ効果的な対応が可能になります。
頭の中も整理されることで、新しいアイディアも生まれやすくなります。。
論理的思考を実行するためには、何事もシンプルに捉えていくことが大切です。これらは訓練で鍛えることもできるので、日頃から論理的かつシンプルに物事を捉えていく癖をつけておきましょう。
ブレない継続力
毎日仕事をする中で、モチベーションが浮き沈みするのは誰しも起こりうることです。しかし、起業して成功する人は、モチベーションに左右されず愚直に目標に向かって突き進みます。
活発的に動く成功者を見て「自分とは違う」と思うかもしれません。しかし、そんなことはありません。
起業の成功者はモチベーションに波があるという人間の弱さを知っています。そのため、目標を細かいステップに変換したり、具体的に数値化する、息抜きをするなど、弱い面を乗り越えるための工夫をしているのです。
全て勉強!学んでいく姿勢
最初からパーフェクトな人はいません。起業に成功した人も、最初は誰しもが未熟な社会人です。それでも成功できたのは、日々勉強をし続けたからです。
起業すれば今までに経験のなかったことが立ちはだかります。
それを「やったことがない」で済まさず、インターネットや書籍から学んだり、詳しい人を探して教えてもらったり・・・未経験であることを補うための方法はいくらでもあるのです。
起業して成功する人は、全てのことから学び、今よりも成長していきます。
お金の流れに繊細
ビジネスに最も必要なもの、それがお金です。お金が無ければビジネスどころか生活すらできません。
起業の成功者は、利益を上げることはもちろん、固定費や変動費などの支出など会社にまつわるお金全般について敏感です。
これは、事業を継続していくためにお金が非常に重要であることをよく知っているからです。現状でお金に鈍感であるのなら、成功するためにも意識を変えた方がよいでしょう。
強い志・目標を持っている
高い目標や志は、起業家にとって非常に重要です。目標とは、登山者に例えると山の頂上にあたります。
登山しようと思ってただなんとなく山を登っていても、そう簡単には頂上に辿り着けません。プロの登山者は、どうやって頂上まで辿り着けるのかを考え、最適なルート、必要な道具、かかる時間などを導き出します。
そして、「絶対に登りきる!」という熱い志があって初めて到達できるのです。
ビジネスも同じで、高い目標や志があればこそ、事業拡大に成功したり、自分のやりたいことを実現していけます。起業に成功する人は、みな高い目標や熱い意志を持っています。
人との繋がりを大切にできる
起業は、全ての責任を自分で負う覚悟が必要です。ただそれは、あらゆることを自分で行えばいいというわけではありません。
私たちには時間もパワーも有限です。起業家には適材適所で人材を配置し、的確に運営していくことが求められます。
成功している人は、人と繋がり、依頼・相談するのが上手です。自分の弱点を知っているからこそ、得意な人に補ってもらうのです。これは人との縁を大事にする考えが無ければ成り立ちません。
ビジネスは、人との関係無くしてありえません。人との繋がりを大切にすることもまた、成功するためには必要です。
こんな起業家が失敗する
これまで成功者の特徴を見てきましたが、逆に起業に失敗してしまうのはどんな人なのでしょうか?
まず、「鉄は熱いうちに打て!」と言わんばかりに勢いだけで突き進んでしまい、計画性が全くない人は厳しいでしょう。勢いだけに見える経営者も、実はさまざまなことを綿密に考えて行動しています。
飛び込む業界も大切です。「面白そう!」と未経験の業界に飛び込んでも勝ち目はほとんどありません。サッカー経験者が野球を始めても全く敵わないのと同じです。
また、全てを1人でこなそうとして他人の力を借りられない人は効率的に物事を進めることができず、成功は難しいでしょう。
そして一番は、覚悟がない人です。起業家はビジネスで利益を生まなければ生きていけません。毎月の給料が保証されているサラリーマンとは違います。
起業家には何があっても立ち上がってやりぬく覚悟が必要なのです。
起業するための方法と準備について知っておこう!
独立にはいくつかの方法が挙げられます。また、起業して成功するためには独立前の準備も重要です。
ここでは3つの独立方法と起業に必要な準備についてまとめます。
3つの起業方法
起業には大きく3つの方法があります。それは「個人事業主・フリーランス」「法人化」「フランチャイズ」です。それぞれ解説します。
個人事業主・フリーランス
法人化せずに独立する方法、それが個人事業主です。特に費用がかからず開業してから開業届を税務署に提出するだけでよいので、スピード感をもってスモールスタートしたい方におすすめです。
個人事業主やフリーランスは、基本的に1人で自由に動けますが、その反面仕事以外の経理を含め全てを1人で行う大変さもあります。
法人化
会社を設立すれば、個人事業主よりも社会的な信頼を得ることができ、人材や資金を集めやすくなるでしょう。
ただ、税金面で注意が必要です。
まず、個人事業主にはない法人税を支払わなければなりません。また、所得税は累進課税なので年間で500万以上の利益があって初めて税としての負担が軽くなります。
売上が低い内は法人化のメリットがあまり享受できません。どのタイミングで法人化するかは、事業計画と売上状況に基づいて判断しましょう。
フランチャイズに加盟する
初期費用を安く済ませられて、手堅く起業したい人におすすめなのがフランチャイズへの加盟です。
フランチャイズ本部には、既に人気の商品ラインナップや販売方法のノウハウなどが確立しています。それらを吸収しながら事業を展開することができるので、仕事にも取り掛かりやすいです。
未経験でも参入できるような手厚いサポートを用意しているところがほとんどなので、安心して参入できます。
ただ、本部の規則があるため自由度が低く、毎月支払うロイヤリティが発生することなども含めて検討が必要です。
ゼロからの起業に必要な準備とは
起業の準備に必要なものはさまざまありますが、やはり一番大切なのは資金です。
独立する際に必要な金額に加えて、数ヶ月売上がなくても運営していけるだけの貯蓄はあった方がよいでしょう。起業を成功させるためにも、お金の運用は最重要事項として考えておきましょう。
最近は、コロナの影響もあって新規事業にまつわる支援金や補助金も多く立ち上がっています。返済義務のないものもあるので、まずは調べてみることをおすすめします。
起業後は、鬼のように忙しい日々が待っています。生活を共にする家族や、職場の元同僚などにも話をしておき、理解や協力を得ておくことも大切です。
手堅く起業し成功したいなら飲食フランチャイズがおすすめ!その理由とは
起業成功への近道は、成功者の真似をすることも方法のひとつです。しかし、仕事を通して成長し、自然と成功者と同じようなタイプの人間になっていくことも有効ではないでしょうか。
成功者の特徴となる面を鍛えるのに最適な仕事が詰まっている業界、そのひとつが飲食業です。
新規店舗の開店は数百万以上の資金が必要で、すぐに開業するのは困難です。そこでおすすめなのが飲食フランチャイズへの加盟です。
ここでは飲食フランチャイズがなぜ独立におすすめなのかを解説します。
独立しやすいフランチャイズの中でもおすすめな飲食業
飲食フランチャイズには大きく二つの業態に分類が可能です。まず一つが店舗型、そしてフードデリバリー型です。
独立しやすい点でおすすめなのは、フードデリバリー系のフランチャイズです。小さなスペースでオープンでき、内装や外観を飾る施工が必要ないため初期費用が格段に安いです。
また、料理もデリバリーブランドの多くが調理工程の少ない状態でパックされており、オペレーションも簡略化できます。誰でも作れるように設計されているので未経験でも加盟できる仕組みが整っています。
デリバリーブランドによって加盟金や準備期間など条件はさまざまです。本部で説明会を開催しているところも多いので、興味があれば資料を取り寄せて参加してみることをおすすめします。
成功する人の思考や行動が備わっていく
飲食店の営業時間は基本的に長く、毎日さまざまなことが起こります。1日1日が変化の連続です。
それでも地道に営業を続けていかなければなりません。顧客が飽きないようなサービスや料理を考えていかなければなりません。
飲食業の仕事は、顧客とダイレクトに関わり、提供した商品やサービスへのリアクションも即座に返ってきます。
そのため、ひとつの出来事に一喜一憂する暇はありません。常にポジティブに処置していかなければ日々の流れに飲み込まれてしまいます。
毎日売上を計上するのでお金の管理も必然的に行います。
こうして見ると大変そうなイメージを持たれるかもしれません。しかし、飲食店で労働することによって、1章で取り上げた起業して成功する人の8つの特徴を鍛えていくことにも繋がるのです。
飲食業界は、起業して成功する人になるための成長の場としてはぴったりなのです。
まとめ
起業して成功する人になるには、成功者に共通する特徴を鍛えられるような環境に身を置いて、絶えず成長し続けていくことが大切です。
そして、さまざまな起業方法がある中で、自分にとって最適な手段は何なのかをしっかり見極めましょう。